2021-01-01から1年間の記事一覧
「歴史総合」中項目(4)について、実践上考えておきたいことがある。 1.4つの疑問 5つの観点は全て扱わなくてよいのか? 本当に現代的な諸課題を考察させるのか? テーマを何にするか? どのように教材作りするの?(←12/26追記) この記事では、上記…
草原和博,渡邉巧『学びの意味を追求した中学校の歴史の単元デザイン』を読んで考えたことを吐き出しつつ、「市民性の育成」と「コンテンツの扱い」との折り合いに関して結論から言うと、「理論としてはその折り合いに成功したように見えるが、それでいいの?…
【この記事の要点】 ・18年度からの「問いを表現する授業」を振り返りながら、 ・そもそも「なぜ問いを表現させるのか」を確認し、 ・先行実践や私の実践(20年度)では「と私たち」の問いが表現されていないことを指摘する。 ・私が21年度に試みたように、…
TLで話題の中心になっている、「問いの構造図」。 社会科教育界隈では常に注目を受けていた渡部竜也だが、その訳本はどれも高価でかつ絶版も多い中、2019年に『歴史総合パートナーズ Doing History』(清水書院,2019)というお求めやすい価格で氏の議論が人…